仙台市・「レストランの味」と「雰囲気」
仙台市の企業経営者の皆様、お久しぶりです。 こんにちは。 今日は、経営コンサルタント三沢の目から見た仙台市の「フレンチレストラン」のお話をします。
1. よく行くのが
僕はフランス料理が好きなので、時々ウエスティンホテル仙台のメインダイニング「シンフォニー」、仙台国際ホテルのメインダイニング「セラン」及びモントレ仙台のメインダイニング「エスカーレ」、街場のレストランで「ナクレ」・同じく「ツジ」などに行きます。
そうした中で気づいたことには、豪華でサービススタッフの人数が多く手厚いサービスをするレストランは、値段の割にあまり美味しくないということがあります。
2. 箱と人にお金を掛けるか食材にお金を掛けるか
いろいろと差支えがあるので、どのレストランが美味しくないとはあえて申しませんが、高級な雰囲気を売り物にするレストランは料理のコスパが悪いと言えます。
このブログをご覧の経営者の皆様も、そう感じておられることと思います。
美味しいのは
ホテルのレストランでも高級ではないものや、町場のレストランは、概して値段の割に美味しいです。
これは、考えてみれば当然のことです。 高級な雰囲気のレストランは、その箱(外見や内装)やサービススタッフの人件費にお金をかけているので、その分食材にはお金を掛けられません。
3. 料理だけではなく会話も
もちろん、レストランの楽しさは、料理の味や量だけではなく、外見や内装の豪華さ、サービスの良さにも大きく影響を受けるので、特にフレンチレストランは人との会食、会話を楽しむために行くことが多いので、料理のコスパだけでその良しあしが決まるわけではありません。
これは、ミシュランのもともとの星の付け方(今の日本版ではなく)を見ても、納得して頂けるかと思います。
TPO(Time, Place, Occasion)によって
そこで、僕は、1人でフレンチレストランに行くときには料理のおいしいところに行き、人と会食の時には相手によってサービスの良いところへ行ったり、料理の美味しいところへ行ったりしています。
料理よりも会話を楽しめるという基準で、行くレストランを選ぶ時もよくあります。
上記全体のお話しををレストラン経営の観点から見ると、上代と原価率、箱やスタッフのコスト、をいくらにするかは、コアなターゲットカスタマーをどう設定するかによる、ということです。