仙台市・経営者にも必要な「脳科学」の知見
仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。
1. 経営者にも必要な「脳科学」の知見
経営者は、商学・経営学・MBA系の経営の知識のみならず人間心理や脳のクセを知っていた方が、対外的にも(マーケティングや営業組織の形成など、対顧客でも)、社内に対しても(人事管理やインターナルマーケティングでも)、有利にビジネスを進められることが多いものです。
ビジネスは人間相手なので
僕は、こういった理由から、経営者としても経営コンサルタントとしても、脳科学や心理学の知見を求めてその方面の本をよく読みます。 そして、読書によって獲得した知見を日々実践して、大きな成果を上げています(当然のことながら、ビジネスは人間相手に行うものです)。
脳科学の本を2冊ご紹介
今日は、そうした状況の中で僕が読んで良かった脳科学の本を2冊、以下にご紹介致します。 著者は、下記2冊とも、東京大学薬学部教授で脳科学者として有名な池谷裕二先生です。
2. 脳はなにげに不公平
東京大学教授池谷裕二著
朝日新聞出版・税別1,300円
2016年3月30日初版発行
同目次
同中身
脳科学のエッセンスが
この本は、1つ1つに脳科学のエッセンスが詰まったエッセイ集です。 脳のクセに由来する人間の合理的でない行動を、実験心理学系の研究成果も援用しながら面白く書き表しています。 「ビジネスに有用であるから読んだ方が良い!」という固いお話しだけではなく、夜伽の読み物としても楽しいものです。 皆様に、広くお薦めします。
この本の目次
1.幸運は伝染する
2.人類2.0
3.脳の不思議な仕様
4.「心」を考える
3. できない脳ほど自信過剰
東京大学教授池谷裕二著
朝日新聞出版・税別1,400円
2017年5月30日初版発行
同目次
同中身
上記2.の続編
この本は、上記2.でご紹介した『脳はなにげに不公平』の続編で、さらに多くのエッセイが載っています。 その中で、タイトルにある『できない脳ほど自信過剰』が載っているエッセイ『ユーモアが分かる人は自己評価が低い』では、能力の低い人がなぜ自信過剰になるのかを書いています。
自分のことだと
できない僕は、その理由を読んで、「まさしくこれは、自分のことだ!」と思い当たる所が多々ありました。 できない人に毎日鬱陶しい思いをさせられている皆様も、ぜひこの本をご覧下さい。 日頃のイライラが、かなりすっきりします。
この本の目次
1.脳のクセを知る
2.記憶とは何か
3.ヒトをヒトたらしめるもの
4.「気持ちいい」を科学する
5.見えない世界
6.未来を考える