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経営コンサルタントお薦め:本「行動意思決定論」

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

 今日は、我々の、人としての&経営者としての意思決定を改善する(合理的なものにする)ために、書籍「行動意思決定論」(原題:Judgement in Managerial Decision Making・経営意思決定における判断)をご紹介致します。

行動意思決定論

M.H.ベイザーマン他著
白桃書房・税別3,800円
2018年10月第5刷発行

同目次

同中身

目次
 第1章 :経営意思決定へのイントロダクション

 第2章 :一般的なバイアス

 第3章 :覚知の限界

 第4章 :フレーミングと選好逆転

 第5章 :動機と感情が意思決定に及ぼす影響

 第6章 :コミットメントのエスカレーション

 第7章 :意思決定における公正と倫理

 第8章 :一般的な投資の過ち

 第9章 :交渉における合理的な意思決定

 第10章:交渉者の認知

 第11章:意思決定の改善

1. 著者はHBS教授
 この本の著者の1人ベイザーマンは、HBS(Harvard Business School)の教授です。 HBSの教授らしく書籍の内容は実践的で、経営上の意思決定をしなければならない人にとっては、とても有益な情報が満載です。
 この本の内容が身につくまでよく読んで、その通り実践すれば、皆様の経営者としての意思決定の質は大きく改善されます。 お試し下さい。

2. 行動経済学からの援用も
 この本の日本語タイトルが「行動意思決定論」であるように、入り口は行動経済学(Behavioral Economics)からの援用が多いです(もちろん、オリジナリティも十分にありますが)。 特に、最初に行動経済学でノーベル賞を取ったカーネマンや死去したトベルスキー、後でノーベル賞を取ったセーラー、などを、最初の方でかなり引用しています。

3. 人間の思考は限定合理的
 この本や行動経済学では、人間の思考は限定合理的であるとしています(サイモンはそれでノーベル賞を獲得)。 人間は、物事を決めるのに合理的に熟考(システム2思考)するのではなく、多くの場合「直観(システム1思考)に従い、バイアスの掛かった決定をする。」としています。 普段の自分の意思決定方法を考えても、それは納得がいく話です。

   意思決定の質が改善する
 この本には、こういった直観のバイアスを取り除いて合理的な意思決定をするための方策が、それぞれのバイアス毎に明記されています。 ですから、再記しますが、この本に書いてることを身につけて実践すれば、我々の意思決定の質は大幅に改善されます。 僕もやってみてその効果を実感していますので、経営者の方はぜひこの本を読んで下さい。



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