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仙台市・経営コンサルタントが読む「Harvard Business Review」4

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. AI(人工知能)の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院「Harvard Business School」が出している権威あるビジネス誌「Harvard Business Review(HBR)」で、その「Artificial Intelligence(人工知能)」の本を読了した感想をお話しします。  皆様にも興味が持てるお話しですので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Artificial Intelligence

2019年発行・US$22.95(Amazonで1,900円くらいで購入)

裏表紙

目次

中身1

中身2

   人工知能のビジネスへの応用
 この本は、「Artificial Intelligence」という書名の通り、最初から最後まで人工知能に関する文章が載っています。 ただ、そこはHBRなので、AIについてのテクニカルな話しよりも、CEOや上級管理者として、いかようにして「自社のビジネスにAIを導入し、それを上手に使って、競争優位を築くか。」ということが取り上げられています。

   頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授やHBSを卒業して世界最高のコンサルティングファーム「マッキンゼー」で出世している人、など、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でも、この本をすらすら読めました。

3. Contents(目次)
 Section1:Understanding AI and Machine Learning

  1. The Business of Artificial Intelligence

  2. Inside Facebook’s Workshop

  3. Why Companies That Wait to Adopt AI May Never Catch Up

 Section2:Adopting AI
  4. Three Questions About AI That Nontechnical Employees Should Be Able to Answer

  5. Is Your Company’s Data Actually Valuable in the Ai Era?

  6. How to Choose Your First AI Project

  7. What Will Happen When Your Company’s Algorithms Go Wrong?

 Section3:AI and the Future of Work
  8. How Will AI Change Work? Here Are Five Schools og Thought

  9. Collaborative Intelligence:Humans and AI Are Joining Forces

 Section4:The Future of AI
  10.Three Ways AI Is More Emotional

  11.How AI Will Change Strategy:A Thought Experiment

  12.The Future of AI Will Be Less Data, Not More

4. 面白かったコンテンツとその概略
  1. The Business of Artificial Intelligence
 この章では、「AIは、その使用目的が限定されない、最も重要な新しい技術である。 特に、機械学習(ML・Machine Learning)はその中核をなす。」と述べています。

 そして、機械学習システムは、「それが、どのようにして結果をアウトプットしたのかを人間が理解するのが難しい。」システムである、つまり因果の特定をしづらいシステムである、と記しています。

 また、「AIの欠点をカバーし競争優位を持つためには、AIの能力と人間の能力を統合しなければならない。」とも書いています。

  2. Three Questions About AI That Nontechnical Employee Should Be Able to Answer
 この章では、AI導入企業がその果実を得るためには、「すべての従業員がAIについての必要最小限の知識は持っていて、以下の3つの質問に答えることが出来なければならない。」と述べています。 

 その質問とは、1)How does it work? 2)What is it good at? 3)What should it never do? です。 現今の機械学習を中心としたAIが、「どのように学習させれば上手く働くかを知り、倫理的に誤った使い方をしない。」ということを全従業員が知っておく必要がある、ということです。

  3. Collaborative Intelligence:Humans and AI Are Joining Forces
 この章では、「企業がAIの恩恵を最大限に得るためには、AIと人間がどのように協働出来るのか、そのためにビジネスプロセスをどうのように再構築するのか。」を理解していなければならないと述べています。

 つまり、「人間はAIの能力を向上させるのに必要であるし、優れたAIは人間の能力を拡張してくれる。 だから、企業は、人間とAIが効率的にコラボして、その能力を大きく向上させるようにビジネスプロセスを再構築しなければならない。」と記しています。

  4. The Future of AI Will Be Less Data, Not More
 この章では、「AIが発達するにつれてボトムアップの大量のデータを必要としなくなり、人間がやるようなトップダウンの理由付けアプローチが出来るようになる。」と述べています。 そうすれば、「AIが人間のように世界を理解できるようになるので、その使用(適用)領域が大幅に広がる。」と書いています。

 このことにより、ますますビジネスの生産性が上がって、商品やサービスの値段が下がるでしょう。



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