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仙台市・経営コンサルタントが読む「Harvard Business Review」8

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. 経営者のための「企業変革」の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院「Harvard Business School」が出している権威あるビジネス誌「Harvard Business Review(HBR)」で、その「Change Management」の本を読了した感想と内容の概略をお話しします。  経営者の皆様は、興味を持って読めるお話しですので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Change Management

US$24.95(Amazonで2,300円くらいで購入)

裏表紙

目次

中身1

中身2

   企業変革に役立つ内容が盛り沢山!
 この書籍のタイトルは、上述のように「Change Management」ですが、そこは「HBR」なので、最初から最後まで「経営者として臨む企業変革」について書いてあります。 現状維持を望む「従業員に対する説得の方法」や、「反対勢力の抑え方」など、盛り沢山なので、このブログをご覧の皆様にも有益な書籍に仕上がっています。

   頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授やHBSを卒業して世界最高のコンサルティングファーム「マッキンゼー」で出世している人、など、とても頭の良い人たちばかりです。

 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、経営者としては未熟な僕でも、この本をすらすら読めました。

3. Contents(目次)
  1. Leading Change: Why Transformation Efforts Fail

  2. Change Through Persuasion

  3. Leading Change When Business is Good: An Interview with Samuel J. Palmisano

  4. Radical Change, the Quiet Way

  5. Tipping Point Leadership

  6. A Survival Guide for Leaders

  7. The Real Reason People Won’t Change

  8. Cracking the Code of Change

  9. The Hard Side of Change Management

  10.Why Change Programs Don’t Produce Change

4. 面白かったコンテンツとその概略
  1. Change Through Persuasion
 この章では、企業変革を目指す経営者として、「従業員を説得することを通じて目的を遂げるための方法」を、以下の4つのステップに分けて書いています。

 1)
Set the Stage for Acceptance
 今までと違ったやり方を取らざるを得ない理由を、従業員に詳しく説明する。 そして、従業員をして、変革を受け入れる気持ちにさせる。

 2)Frame the Turnaround Plan
 従業員が自分のこととして正しく捉えられるような方法で、経営者としての企業変革プランを彼らに示す。

 3)Manage the Mood
 従業員が経営者の変革プラン実行にフォーカスし続けられるように、正しく現実を思い起こさせる。 また、変革を達成できると思わせる。

 4)Prevent Backsliding
 従業員に、変革のための正しい行動を繰り返し行わせる。 また、必要であれば、正しくない行動をとった従業員を公に批判することもある。

  2. Leading Change When Business is Good: An Interview with Samuel J. Palmisono
 この章では、競争力を保つために、会社が順調な時に「新たな価値を基にしたマネジメントシステムを作り出す方法」を、以下の5つのステップに分けて述べています。

 1)Gather Employees’ Input on Values
 会社が行うチャレンジを助けるために、リーダーとしてあなたが信じる価値(Values)を提案する。 そして、それに対する従業員からのフィードバックを集める。

 2)Analyze Employees’ Input
 ここでは、従業員からの注力(input)やフィードバックを、会社が行うチャレンジを助けるという観点から精査する。

 3)Revise Your Values
 2)を受けて、リーダーとしてのあなたが提案する価値を修正して再提案し、再び従業員からの注力やフィードバックを集める。

 4)Identify Obstacles to Living the Values
 再度従業員からの反応を精査して、何が決められた価値をもたらすことを妨げているのか(何が企業変革の障害になるのか)を特定する。

 5)Launch Change Initiatives to Remove Obstacles
 そして、最後に、策定した「企業に新たな価値をもたらす変革プログラム」を、始める。

  3. Tipping Point Leadership
 この章では、企業変革時のリーダーシップについて、以下の4ステップで記しています。 もう少しですので、最後までご覧下さい。

 1)Break Through the Cognitive Hurdle
 定められた改革のために、抽象的なメッセージを投げかけても従業員の心に響かないので、まずは主要な管理職に会社の問題点を体験させる。

 2)Sidestep the Resource Hurdle
 現有の資源を、変革のために最も必要なエリアに集中的に投入する。 ないものねだりも分散投入もダメ!

 3)Jump the Motivation Hurdle
 まずは、社内でカギとなる主要インフルエンサーを説得して、そのモチベーションを高める。 それから、全従業員のモチベーションを高めるようにする。

 4)Knock Over the Political Hurdle
 尊敬されている上級管理職を改革チーム内に置いて、既得権などのために無言で反対する者を特定する。 そして、彼らに、変革が必要な事実を明確に示す。



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