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仙台市・経営コンサルタントが読む「Harvard Business Review」9

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. 企業リーダーのための「コラボレーション」の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院「Harvard Business School」が出している権威あるビジネス誌「Harvard Business Review(HBR)」で、その「Collaboration」の本を読了した感想と内容の概略をお話しします。  企業リーダーの皆様は、興味を持って読めるお話しですので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Collaboration

US$24.95(Amazonで2,300円くらいで購入)

裏表紙

目次

中身1

中身2

   企業内外の協働に役立つ内容が!
 この書籍のタイトルは、上述のように「Collaboration」ですが、そこは「HBR」なので、最初から最後まで「企業リーダーとしてのコラボレーション」について書いてあります。

 同一企業内、同一グループ内のみならず、社外とのコラボレーションのやり方についても述べています。 ですから、社外の専門家をよく使うような会社のリーダーの方にも役立つ内容となっています。

   頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授やHBSを卒業して世界最高のコンサルティングファーム「マッキンゼー」で出世している人、など、とても頭の良い人たちばかりです。

 もちろん、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、経営者としては未熟な僕でも、この本をすらすら読めました。

3. Contents(目次
  1. Are You a Collaborative Leader?

  2. Social Intelligence and the Biology of Leadership

  3. Bringing Minds Together

  4. Building a Collaborative Enterprise

  5. Silo Busting: How to Execute on the Promise of Customer Focus

  6. Harnessing Your Staff’s Informal Networks

  7. Want Collaboration? Accept-and Activity Manage-Conflict

  8. Shattering the Myths About Enterprise 2.0

  9. When Internal Collaboration Is Bad for Your Company

  10.Which Kind of Collaboration Is Right for You?

4. 面白かったコンテンツとその概略
  1. Social Intelligence and the Biology of Leadership
 この章の著者の1人は、EQ(感情指数)で著名なダニエル・ゴールマンです。 まず「リーダーの言動が生理的に従業員の精神状態に大きな影響を与え、そして、それが社内のムードに大きな影響を与える」とし、「そのことが、企業の業績にも大きく影響する」と述べています。

 この前置きの後に、Social Intelligence(社会的知性)を向上させる方法を記していますので、それを以下に書きます。

 1)自分のソーシャルスキル(下の7つ)の強みと弱みを明らかにする。
  A.共感力 B.周囲と調する能力和 C.組織内のことを気づく能力 D.影響力 E.周囲を向上させる能力 F.周囲を鼓舞する能力 G.チームワークをもたらす能力

 2)1)の後に、適切なコーチに指導を受けたり社会的知性の高いメンターの下で働いたりして、自分の社会的知性を向上させる。

  三沢が考える日本でも出来る対策:日本では、「ソーシャルインテリジェンスを向上させるための適切なコーチやメンターを得ることが難しい」ので、著者の1人ゴールマンのEQの本や心理学の本を何度もよく読んで、その内容を企業内で実践してみれば良いかと思います。

  2. Which Kind of Collaboration Is Right for You?
 この章では、「イノベーションを起こすための外部のパートナーとのコラボレーション」について、記しています。 著者は、外部組織(または個人)とのコラボレーションとして、以下の4つのタイプを挙げています。

 1)オープンで階層的:誰もがアイデアを提示でき、トップがどうするか決定する。 2)オープンでフラット:誰もが参加でき、参加者皆でどうするか決める。 3)クローズドで階層的:トップが誰を参加せるか決め、そしてどうするか決める。 4)クローズドでフラット:トップが誰を参加させるか決めるが、参加者が皆でどうするか決める。

 そして、それぞれのタイプの得失を明確に示して(それぞれがトレードオフであることも示して)、「自社の能力と戦略に最も適したコラボレーションのタイプを採用しなさい!」と述べています。



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