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仙台市・経営コンサルタントが読む「Harvard Business Review」10

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. 「チームマネジメント」の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院「Harvard Business School」が出している権威あるビジネス誌「Harvard Business Review(HBR)」で、その「Teams」を読了した感想と内容の概略をお話しします。  企業リーダーの皆様には、興味を持って読めるお話しですので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Teams

US$24.95(Amazonで2,300円くらいで購入)

裏表紙

目次

中身1

中身2

   「チーム力」を向上させる方法が
 この書籍のタイトルは、上述のように「Teams」ですが、そこは「HBR]なので、企業リーダーとしてチームの戦闘能力を向上させる方法が盛りだくさんに書いてあります。 その内容は、エグゼクティブ・オフィサーのみならず、マネージャークラス(日本企業では部長・課長)の方にもお薦めしたいものに仕上がっています。

   頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授やHBSを卒業して世界最高のコンサルティングファーム「マッキンゼー」で出世している人、など、とても頭の良い人たちばかりです。

 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、経営者としては未熟な僕でも、この本をすらすら読めました。

3. Contents(目次)
  1. The New Science of Building Great Teams

  2. Why Teams Don’t Work: An Interview with J. Richard Hackman

  3. The Discipline of Teams

  4. Eight Ways to Build Collaborative Teams

  5. The Power of Small Wins

  6. Building the Emotional Intelligence of Groups

  7. Managing Multicultural Teams

  8. When Teams Can’t Decide

  9. Virtuoso Teams

  10.How Management Teams Can Have a Good Fight

4. 面白かったコンテンツとその概略
  1. The Discipline of Teams
 この章では、まず、「まとまりの良いチームによる仕事の成果は、個々のメンバーが最善を尽くした場合のそれの合計を遥かに上回る」と記しています。 そして、チームが結果を出すための重要な事柄として以下の5つを挙げ、「その5つが確立すれば、直面する厳しい状況に対応出来るようになる。」と述べています。

 1)A meaningful common purpose that the team has helped.
 最初は外部から与えられた命令でも、チームとしてそれを自分たち自身が持つ共通の目標とする。

 2)Specific performance goals that flow the common purpose.
 チーム内の役職などの違いに関わらず、共通の目標に由来する特定の成果に向けて、集団としての努力を傾注する。

 3)A mix of complementary skills.
 チームメンバーが、お互いに補完しあう専門的スキルを持つようにする。 最初から全スキルがそろわなくとも、業務遂行の中で開発していくようにする。

 4)A strong commitment to how the work gets done.
 リーダーのみならず、すべてのチームメンバーがやるべき業務に強くコミットして、チームの業績に確かな方法で貢献する。

 5)Mutual accountability.
 チームとして適切なゴールに至る過程が、「個々のメンバーの他のチームメンバーに対する責任感」を著しく強くする。

  2. How Management Teams Can Have a Good Fight
 この章では、「マネジメントチーム内での衝突が、個人的なものではなくプロフェッショナルとしてのものであれば、チームとしての戦闘能力向上に貢献する。」と述べています。 そして、個人的な衝突を避け、「衝突を、マネジメントチームとしてビジネス上有意義なものにする」ために、以下の6つの戦術を挙げています。

 1)Focus on the facts.
 自社や競合についての豊富なデータで自己武装すれば、厳しい問題に対しても勇気を持って討論出来る。 無知のままで議論することなかれ!

 2)Multiply the alternatives.
 意思決定をする前に、4つか5つのオプションを検討する。 このことが、チームが2つに割れて争うことを防ぐ。

 3)Creat common goals.
 共通の目標を設定して、チームを1つに統合する。 このことが、協働してより良い意思決定をするのに役立つ。

 4)Use humor.
 会話にユーモアを交えたり、皆でイベントを開催したりすれば、メンバー間の緊張を緩和し、協働の機運を醸し出す。

 5)Balance the power structure.
 CEO以外のメンバーも自分の専門分野では権限と責任を持っているので、メンバー間の公正さを確立し、全員が戦略的決定に参加するようにする。

 6)Seek consensus with qualification.
 マネジメントチームとして合意に達しなければ、関連部門の最高責任者が、他の人の意見も参考にしながら、公正と公平の元に意思決定をする。



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