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仙台市・経営コンサルタントが読む「Harvard Business Review」14

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. 「リーダーシップ」の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院「Harvard Business School」が出している権威あるビジネス誌「Harvard Business Review(HBR)」で、その「Leadership」を読了した感想とその概略をお話しします。  経営者や上級管理職としての仕事に役立つお話しですので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Leadership

US$24.95(Amazonで2,400円くらいで購入)

裏表紙

目次

中身1

中身2

   A.リーダーのあり方について
 この本は、「Leadership」という書名の通り、最初から最後まで「リーダーとしてのあり方」に関する文章が載っています。 ただ、そこは「HBR」なので、経営者や上級管理職として「自社の従業員をどのように統率していくのか・導いていくのか」ということが重点的に述べられています。

   B.頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)の教授や世界最高のコンサルティングファーム「マッキンゼー」で出世した人など、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でもこの本をすらすら読めました。

3. Contents(目次)
  1. What Makes a Leader?

  2. What Makes an Effective Executive

  3. What Leaders Really Do

  4. The Work of Leadership

  5. Why Should Anyone Be Led by You?

  6. Crucibles of Leadership

  7. Level 5 Leadership: The Triumph of Humility

  8. Seven Transformations of Leadership

  9. Discovering Your Authentic Leadership

  10.Praise of the Incomplete Leader

4. 面白かったコンテンツとその概略
  1. What Makes an Effective Executive
 この章では、業績を上げるリーダーには様々なタイプがあるけれど、「彼らは、8つのルールに従って、正しいことを正しいしいやり方で行う。」と述べています。 その8つのルールを以下に記します。

 1)Ask what needs to be done.
 ここでは、「GE」中興の名CEOジャック・ウェルチの例を挙げて、「リーダーは、当該企業が何をなすべきかを正しく知らなければならない。」と述べています。

 2)Ask What’s right for the enterprise.
 個々の利害関係者のために何が正しいのかを訪ねるのではなく、「当該企業全体にとって何が正しいことなのかを尋ね、知りなさい。」と記しています。

 3)Develop action plans.
 自らの企業のミッションや価値と両立し、「望ましい結果が期待出来て、新たな機会に対応可能な実行計画を立てなさい。」と書いています。

 4)Take responsibility for decisions.
 すべての経営上の意思決定において、「誰が実行に責任を持ち、その実行に際して誰が影響を受けるのか、誰に知らされなければならないのか、を特定しておきなさい。」と述べています。

 5)Take responsibility for communicating.
 実行計画を策定する際には、「周囲に、その仕事のためにどのような情報が必要かを示して、それを出してもらうようにしなさい。」と記しています。

 6)Focus on opportunities, not problems.
 機会を利用することで業績を上げたいのならば、「自社の内部要因と外部環境の何が変化したのか特定し、どのようにしてそれを利用できるのか問いなさい。」と書いています。

 7)Run productive meetings.
 すべての会議は、「その目的を明らかにし、決定事項は文書にして配る。 必要がなくなった会議は止める。」など、生産的なものにするように述べています。

 8)Think and say “We,” not “I.”
 リーダーは、「自分自身のことだけを考えるのではなく、常に自分の会社の利益になることを考えていなさい。」と記しています。 これは、企業リーダーとしては当然のことです。

  2. Why Should Anyone Be Led by You?
 この章では、「企業リーダーとして、従業員を自分についていかせるための資質」を、以下に記した4点挙げています。 特に、経営者の方は、注意してご覧下さい。

 1)Reveal Your Weakness
 完璧なリーダーについていきたい人はほとんどいないので、時には(致命的にならない)弱さを見せて、人に頼ることもしなさい。 そうすれば、従う人々の協力も得やすくなる。

 2)Become a Sensor
 「人を不愉快にすることなく、個々人の間の微妙な問題に気が付く能力」を、磨きなさい。 そうすれば、社内の人間関係の質を適切に判断し、改善出来るようになる。

 3)Practice Tough Empathy
 従業員たちに激しく感情移入し、彼らの仕事を徹底的にケアして必要なものを与え、会社のために最善を尽くせるようにしなさい。 

 4)Dare to Be Different
 敢えて、「リーダーとして、他の従業員とは違う」振舞いをして、それを自分の特質としなさい。 そして、それを基盤として、従業員のモチベーションを高めなさい。



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