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仙台市・経営コンサルタントが読む「Harvard Business Review」20

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. 「モチベーションを高める方法」の本を
 今日は、世界的な名門の経営大学院「Harvard Business School」が出している権威あるビジネス誌「Harvard Business Review(HBR)」で、その「Motivating People」を読了した感想とその概略をお話しします。 経営者や管理職の方など、何人でも部下を持つ方は、役に立つことが書いてありますので、ぜひ最後までご覧下さい。

2. HBR書籍:Motivating People

US$19.95(Amazonで1,800円くらいで購入)

裏表紙

目次

中身1

中身2

   A. 部下のモチベーションを高める方法が
 この本は、「Motivating People」という書名の通り、最初から最後まで「人々のモチベーションを高める方法」が載っています。 ただ、そこは「HBR」なので、マネージャークラス(日本企業では部課長)のための「チームメンバー(部下)のモチベーションを高める方法」が重点的に述べられています。

   B. 頭の良い人たちが書いているので
 また、この本の著者は、HBS(Harvad Business School)などの教授や世界最高のコンサルティングファーム「マッキンゼー」で出世した人など、とても頭の良い人たちばかりです。 ですから、難しいことでも分かりやすく、かつ、プレーンな英語で書いてあります。 その結果、未熟な僕でもこの本をすらすら読めました。

3. Contents(目次)
  1. Assess Engagement on Your Team
    1,2,3章

  2. Understand Common Motivators
    4,5,6,7,8章

  3. Make Work More Meaningful
    9,10,11,12,13章

  4. Encourage Growth and Development
    14,15,16,17,18,19章

  5. Prevent Burnout on Your Team
    20,21,22,23,24章

  6. Create a Culture of Engagement
    25,26,27,28章

4. 面白かったコンテンツとその概略
  第4章 :It Takes More Than Just Extrinsic Rewards
 この章では、まず「従業員のモチベーターとして最も良いものが、必ずしも外面的・金銭的な報酬ではなく、内面的な報酬の方が良い場合が多い」と述べています。 そして、モチベーターとして有効度が高く、マネージャーの裁量で部下に与えられる内面的報酬として、以下の3つを挙げています。

 1)Acknowledge Good Work
 部下の仕事ぶりやその成果を認めることは、マネージャーの裁量で与えられる内面的報酬の中では最も効果が高い。 部下の性格などをよく考慮して、どのようにこの報酬を与えるか決めなさい。

 2)Provide Decision-Making Discretion
 部下に自分の仕事の裁量権を与えることも、彼らの熱意やモチベーションを向上させることにつながり、自分のチームの業績をも向上させる。 それぞれの部下の能力をよく見極めて、それに合った裁量権を与えなさい。

 3)Introduce Challenge
 部下に職務記述書の範囲を超えたチャレンジングな仕事を与えることも内面的報酬となり、彼らのやる気を向上させる。 そして、もちろん、このことは、部下を成長もさせるので、将来にもつながる。

  第10章:The best Leaders Show People That Their Work Matters
 従業員の働きぶりは、給料の額だけではなく、「自分の仕事に意義を見出し価値を感じるか」どうかが大きく影響を与えると述べ、従業員が自分の仕事に意義や価値を見出すかどうかは、「リーダーの人格や性格」によるところが大きい、と述べています。 そして、以下のような、「リーダーの有益な人格や特質のタイプ4項目」を挙げています。

 1)They are curious and inquisitive
 好奇心と知識欲が旺盛なリーダーは、部下に幅広くかつ新しい考え方や目標を示すことで、彼らの「新しいものを生み出すのに貢献したいしたい気持ち」を満たす。 このことによって、部下は、自分たちの仕事に意義と価値を感じるようになる。

 2)They are challenging and relentless
 リーダーは、チームとして目標を達成するために、「挑戦する気質とある程度の厳しさ」を持っていなければならない。 一生懸命努力して目標を達成すれば、自分たち(チームメンバー)が成長できるとともに、仕事に意義を感じ、達成感を得ることが出来る。

 3)They hire for values and culture fit
 従業員は、自分の性格などが「勤務する企業やチームの文化」に合っているときに、高いパフォーマンスを発揮する。 だから、リーダーは、何であれ最も優秀な人をではなく、自社や率いるチームの文化に合った良い人を雇った方が良い。

 4)They are able to trust people
 ほとんどの従業員が、細かく管理されるとやる気をなくして、パフォーマンスが落ちてしまう。 だから、リーダーは、部下を信頼して、ある程度は仕事を任せた方が良い。 そうすれば、彼らは自分の仕事に価値を感じて、自主的にそのパフォーマンスを高める。

5. この本は僕にとっても有益なので
 僕も、「株式会社名門進学会」代表取締役として、このブログをご覧の皆様同様沢山のスタッフを使う身です。 その僕にとって、この本から得た知識は非常に有益でした。 早速それらを実践して、大きな効果を挙げています。 ですから、他の部下を持つ皆様にも、この本を読んでその内容を実践することを強くお勧めします。



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