ブログ

仙台・経営コンサルタントの「心理学はビジネスに役立つ」

 仙台市で経営コンサルタントをお探しの皆様、こんにちは。 「名門コンサルティング」代表の三沢やすしです。

1. 心理学はビジネスに役立つ
 今日は、「心理学の知見がいかにビジネスに役立つか」というお話をします。 最初に、心理学のビジネスへの応用として有名な書籍「影響力の武器」を紹介し、次に金銭を扱った心理学とも言うべき「行動経済学」の概要を紹介します。 皆様もこの2つをご覧になれば、ビジネスにおける心理学の有用性がお分かり頂けるかと思います。

2. ビジネスに効く心理学「影響力の武器」
 ここで取り上げる「影響力の武器」シリーズの書籍は、U.S.の著名な社会心理学者ロバート・チャルディーニよって書かれた世界的ロングセラーです。

 著者の専門「社会心理学」の知見を基にして、ビジネスで他人に「Yes!」を言わせるのにとても有益なものに仕上がっています。 ぜひ、下の写真一番上の「影響力の武器・第3版」だけでもお読みになって下さい。

影響力の武器・第3版

影響力の武器・戦略編

影響力の武器・実践編第2版

   人の行動に影響を与える6つの心理原則
 これらの書籍で、著者は、他の人の心理、引いてはその行動に影響を及ぼす(他人にYesを言わせる)ものとして、以下の6つを挙げています。 その6つとは、
 
  A. 返報性:人の好意に報いたいという心理
  B. 一貫性:首尾一貫した行動をとりたいという心理
  C. 社会的証明:多くの人々が行うことは正しいことだと考える心理
  D. 好意:自分が好意を持っている相手の頼み事は聞いてあげたいという心理
  E. 権威:専門家のような権威を持つ人物の指示には従いやすい
  F. 希少性:希少なものに高い価値を感じる心理

です。 この6つについては、チャルディーニ以外の心理学者も、人々の行動に影響を与えうる心理原則としてよく取り上げています。

 ビジネスでこの6つの原則を上手に用いれば、相手に自分が望む行動を取らせられる可能性が高まります。 この点が、ビジネスパーソンが社会心理学者が書いたこの本を読んで得られる最大の効用です。

3. 金銭を扱った心理学「行動経済学
 「行動経済学」とは、「ミクロ経済学」に「実験心理学」を援用したもので、21世紀に入ってからこの分野で何人ものノーベル経済学賞受賞者を出しています。消費行動など金銭がかかわった事柄に、必ずしも合理的ではない人間がどのように対処するかを、その心理面に光を当てた実験により解き明かしています。

行動経済学・アリエリー教授の本

 行動経済学の本は、ノーベル経済学賞を取ったダニエル・カーネマンのものはもとより、面白いもの・分かり易いものが多数出版されています。 その中でも、上記の元MITスローン・ビジネススクールの教授ダン・アリエリーの本は、読んで面白くかつお金を有効に使うために役立ちます。 これも、ぜひお読みになって下さい。

   行動経済学の知見の効用は
 この本は、「認知の歪みが人間にどれだけ非合理的な経済行動を取らせるか」をあぶり出しています。 そして、「人間には認知の歪みがあることを認識出来れば、非合理的な経済行動をかなりの程度避けられる。」と説いています。 この非合理的な経済行動を避けうることが、行動経済学の知見から得られる最大の効用です。



▲ Topへ